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お昼寝の時間に騒いでしまう子が,静かに寝るようになった方法

執筆者の写真: Kumiko MatsumotoKumiko Matsumoto

Aくんは,お昼寝のたびにコットの上でピョンピョン跳びはねて,

なかなか寝てくれません。


Aくんに入る刺激が,すこしでも少なくなるように,


壁際にコットを置いてみたり

イレクターで囲ってみたり

早くから静かに眠れる子たちにそばに寝てもらったり


もちろん,コットの上でジャンプしない約束もしました。


思いつく限りの工夫をたのですが,

でも,やっぱりコットの上でピョンピョン跳ねるのはなくなりません。


大人が横につくと,すぐに静かになって眠ります。

でも,人手が足りないので,最初から横につくのは無理です。


そこで。Aくんが落ち着いて横になっているときに,

ニコニコのおにぎり顔を見せました。



すると, Aくんがコットでピョンピョン跳びはねているときに


「先生悲しいなー」と涙目のおにぎり顔を見せるだけで Aくんは,

慌ててコットに横になって眠るようになりました。


どんな環境調整よりも, どんな約束よりも

おにぎり顔で先生の気持ちを示すことが一番効果がありました。

相手の気持ちが分かるって,大事なことなんですね。

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